12月9日(土)に三学会合同鹿児島例会が開催されます。
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日時:2023年12月9日(土) 午後1時~午後3時
場所:鹿児島大学理学部220号講義室
プログラム:
1.高校生による理科研究発表(午後1時~午後2時)
○国分高校・サイエンス部2年生物班①
「みんなの知らないコケの世界 ~カビゴケの生態を解き明かせ!~」
○錦江湾高校・生物研究部クモ班
「建物に巣をつくるジョロウグモに種内競争はあるのか?」
○曽於高校・科学部
「雑草(シロツメクサ Trifolium repens)からの銅アンモニアレーヨンの開発
~今こそレーヨン!120年前の技術でSDGs~」
2.特別講演(午後2時15分~午後3時)
鹿児島大学農学部農林環境科学科・助教・安田悠子
「生息環境に応じた樹幹形成の可塑性」
樹木の成長が抑制される様々なストレス環境下において、 樹木がその樹
形を変化させることで環境に適応して生存を図るメカニズムについ て学
生時代から興味を持っています。 特にモミ属が林床などの被陰環境下に
おいて傘型樹形を形成するとき、 どのような内部構造を形成しているの
だろうかということに疑問を持ったのが研究を始めたきっかけでし た。
本講演では、樹木の年周期的な樹幹の形成(節間と年輪) に焦点を当て
、 樹幹形成における伸長成長と肥大成長の同調性の有無を木材解剖学 的
手法を用いて明らかにした研究についてお話しします。
形を変化させることで環境に適応して生存を図るメカニズムについ
生時代から興味を持っています。
おいて傘型樹形を形成するとき、
だろうかということに疑問を持ったのが研究を始めたきっかけでし
本講演では、樹木の年周期的な樹幹の形成(節間と年輪)
、
手法を用いて明らかにした研究についてお話しします。